風の寄り道〜声楽レッスン〜
この般若心経みたいな歌がどうしても歌いたくなった。
「帰ろう」(Song by藤井風)
沖縄に来て、コロナ自粛後のレッスンが再開して、
もっと通いたいだけ行こうと思っていながら、
しばらくタイトな生活をしていて行けなかった声楽レッスン。
想いを寝かしておけば、いいことが起こった。
今、本当に心から歌いたい歌が見つかって
久しぶりに直樹先生のところに行く原動力がムクムクと湧いてきた。
曲を聞いていただき、
間髪、先生が「むっずぅ!」
ふふふ。ははは。(私の脳内の響き^^)
ここからが直樹先生のレッスンのすごいところ。
「むずかしいからこそ、、、どこまで楽になれるか」を楽しみたいと思う。
直樹先生とどう声を創造していくのか、体と意識を使って共働で取り組んでいく。
音が出ていなければ、声を掘り起こしていく。
赤ちゃんは大きな声で泣くでしょ。
生きるために伝えなければならないことがある、本能がある。
そうなってみる。
出すぎてコントロールが効かなくなった声は、力任せではない*折伏をしていく。
(*折伏とは、折破摧伏を略した仏教用語であり、悪人・悪法を打ち砕き、迷いを覚まさせること。)この伝え方がいいのかよくまだ分からないけど、声量に関係なく周波数上げながら(少なくとも純度を密度を上げて、周波数は下げないで)音の中の音の俯瞰の仕方を意識的、発声学的に体得していく。
あっ、お酒を吟醸⇒大吟醸とかに精錬していくような、感じに近いか・・・。
声を掘ったり、鼻腔や下あごを広げたり、声について表現する言葉を変えたり(EX:声を抑える⇒声を中に入れる)
あの手この手の作業の先に。。。
聴感してきたものは
レッスン初めの声からは、三度転生し、温泉に入ったか後のような不思議な感覚。
普段の幼い自分からちょっと大人になった気がします。
ちょっと恥ずかしいけど。
今回の気づきは・・・
「先生、ボクは風に向かって立つライオンにならないといけないと思うんです。微動だにせず、地に脚を付けて!・・・・立つってことが分かりました!
おーい、今更かよ~とセルフ突込みですが、体感を通してようやく得られた~のがめっちゃうれしい。
5年位前から時折通っているこの声楽レッスン。
いつも命を救ってもらっていると思っていると、軽ーく言えるくらい軽やかになってきた。
自分の歌が声が今の自分に寄り添っているんだ。
この間、唄を歌うような気になれなかった時でさえも、私の声はいつも私と共にあったから。
今は唄いたい。
本能だからそんな大義はいらないけれど、唄う大義が欲しいって最近思っていた。
私はどう生きていこうか。
希望を音に乗せ手放してみる。
このブログに発してみる実験も希望の音だ^^v
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この声楽レッスンには沖縄だけではなくて今までも県外からもたくさんいらっしゃってきた。
私は、その時、話を聞く学びのグループにいたのだけど、その頃にたくさんの方の声楽レッスンを私も聴講させていただいたことがある。
そのレッスンの深遠さのとりこになった私は、学びのグループを卒業した後も、
気づいたらここに来ていて、いつしか沖縄に住むまでになった。
そんなに頻繁にレッスンに行けているわけではないけれど、ここに来れることが本当に心地よい。
直樹先生はきっと自分のことを師匠だとは認めないけれども、
私の理想の一つを具現化している声楽家を信頼し、声を磨き、自分の中の平和に努めること、自分を愛することを学べることは私にとってとてつもない幸せなのである。
平和の唄を、調和のハーモニーで、どこまでも広がる自由な意識で歌おう。
自分を愛することはみんなを愛すこと、平和と一つなんだ。
さぁ、みんな輪になって唄おう!踊ろう!自分でいよう。
それでいいじゃない!それ以上もそれ以下もないじゃない!
さー、あなたは何ですか?
唄ったら分かるかもしれないよ。
沖縄宜野湾市の田里直樹先生の声楽レッスンにご興味のおありの方は、Let’s try!
親切にやさしく丁寧に、指導してくださいます。
あまり歌ったことのない方でも、ぜひ!
これを観て、誰かと比べて、こんなに歌えないなんて思ってほしくない。
私は今までよりももっと自由だし、自分が感じているよりももっと素敵な響きがあるかもしれないってことを知ってほしいだけ!
意識や体が変わると世界が変わるんだって!
音楽は楽しんでなんぼ!
うまくしようなんて思わなくていい~^^
と先生はおっしゃいます。
ようやくボクも本当にそう思えるようになりました。
私の友人たちにはどうしてもこのレッスンのすばらしさを知っていただきたくて書かせていただきました。
田里直樹先生、動画公開を許可してくださり、ありがとうございます。