Flashback
フラッシュバックした。
かつて掛けられた期待。
そんなものはいらないと思った。
そんな尊大なこと、したくない。
私は私の生活と護るべきものがある。
手間がかかる、ライフバランスが崩れると思った。
今でもそう思う。
ただね。
あなたはすごいよ。
あなたはすばらしいんだよって。
頑固に言い続けてもらえたから
時が過ぎて、
私はそうかもしれないって
強がりじゃなくて、無理もなくて、静かに受け取れる日がくるかもしれない。
私の世界という誰にとっても決して逃げられない現場で、
毎日、あり方と方法を筋トレし、様々な魂と磨きあい、
笑いながら、
あの時、信じてくれて、
ありがとうって。
私は私の望んだ道にいるよって、今なら思う。
私は、私の古き良き記憶という、思い出すと胸がキュンと痛くなる、甘酸っぱい別れた恋人のようなものと、対話し成長してきた。
思い出は綺麗なままで、
心の宝箱にしまって、
私は歩む。
ステキな白昼夢だった。